マッサージは猫を癒す力をもっています。
また、回復力をアップさせます。
マッサージにより血流を増加させると痛みの「もと」となっているコリを減少させることが出来ます。
そのうえ、猫もリラックスし元気になるのです。
そして猫と触れ合うことで飼い主との距離を縮めことができます。
猫にも飼い主にもいいことだらけなので、ぜひトライしてみましょう。
猫のマッサージのやり方
これから猫のマッサージの仕方を6つお届けしていきます。
軽くなでる
手のひらで最初はゆっくり軽く、猫の毛並みの流れにそって、背中からしっぽにむけて軽くなでる
肩から前足へ、お尻から後ろ足へ向かって片手でなでます。
もう片方の手で、猫のわき腹か頭に添えて、猫を安心させながら、1分間に15回くらい行う。
円マッサージ
人差し指、中指、薬指を伸ばして3本そろえ、筋肉にそって円を描くようにマッサージします。
指先が猫の皮膚から離れないようにします。
猫がリラックスしてきたら、力を少しずつ加えていきます。
飼い主の利き手を使い、反対の手で猫のわき腹か頭に添えて、猫を安心させながら行います。
指圧
猫が小さい時は人差し指を使ってもいいですが、基本的には親指を使います。
猫が横たわっている時に、利き手の親指のふくらみ(腹の部分)でツボを刺激する。
猫の体に垂直に指を立てて、少しずつ力を加える
筋肉が緊張しない程度の強さで3~5秒くらい押します。
もむマッサージ
パン生地をもんだりするように、背中・わき腹・胸に沿って皮膚を親指とそのほかの指で挟んで、持ち上げたり、もんだり、ひっぱったりします。
肩・足・ももなどの筋肉や腱を、利き腕の指でゆっくりとリズミカルにもみます。
利き腕と反対の手は猫の足など支えます。
爪を立てないように注意しながら、もんであげます。
さするマッサージ
人差し指を曲げ、中指・薬指の指のふくらみ(腹)を使って、素早く滑らせてマッサージする。
毛並みに沿って移動するときは少し力を入れ、動きを止め時に力を抜きます。
首からお尻へ、お尻から足へ胸から腹へ、肩のあたりから前足へと常に毛並みに沿ってマッサージします。
1回の動きを1秒くらいの速さで行います。
猫の体をマッサージすることで、手で触れて猫の体のチェックができます。
1週間に1回は必ず触診する習慣を身につけましょう。
気功マッサージ
愛情をこめて気功マッサージをする。
①傷ついたり病気になっている場所の周りや上下に手をかざします。
体には触れないようにします。
②呼吸を整え、十分にリラックスします。
③息を吸うのに合わせて、猫の体から痛みや炎症を引き出しているとイメージします。
④息を吐きながら、あなたの生命力や「気」のエネルギーが手から流れ出て猫の体に入っていくようイメージします。
⑤気功をしている間、気功が終わった後に、猫の体が正常な状態に戻っている様子を映像化します。
猫のマッサージのメリット
心臓発作で倒れた患者が、発作後に家でペットを飼い始めると、病気が再発する確率が低くなることも発見されています。
理由はペットをなでているとき、人はゆったりとした気持ちになり、それにともなって、心拍数が低下していくためだとのことです。
アニマルセラピーなどがありますね。
「愛情が欠如すると、栄養が不足した場合と同じように、人間も猫もダメージを受ける」という科学的な研究結果もあるそうです。
愛情深いふれあいは、猫にとっても、飼い主にとっても健康と成長のために、なくてはならいものです。
愛情というエネルギーなしには、私たちは生きていくことが難しいのです。
とくに触れ合うことによって、私たちはエネルギーを与えたり、受け取ったりしているのです。
まとめ
猫にマッサージをすることでコミュニケーションをとることが出来る。
マッサージにより猫が元気になる。
猫と触れ合うことで、飼い主との距離を縮めことができる。
エネルギーを与えたり受け取ったりして飼い主にも猫にもメリットがある。
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