室内で生活している猫の平均寿命は15歳と言われています。猫と一緒に暮らすには、かわいがるだけではいけんません。
飼い主さんには一生の面倒を見る自覚と責任が求められます。食事やトイレの世話に始まり、健康診断や予防注射を含む医療費など、猫を育てるにはお金や、手間がかかることを覚悟しておく必要があります。
それをふまえて、猫を飼う前にそろえておいた方が良いものをご紹介します。
必ずそろえておきたいもの食事編
飼い主の配慮で猫がこれから生活するうえで快適に過ごせるようにするには、必ずそろえておきたいものがあります。
猫用食器&猫用フード
猫用フードはドライとウェットがあり、一般食と総合栄養食があります。一般食はおやつ的なものまたはトッピングとしてあげましょう。
総合栄養食が主食となります。猫用食器の素材は陶器かステンレスがオススメです。
食器や水の容器は、猫のヒゲが触れないよう口が広めで、視界が隠れない浅めのものを好む猫が多いので、そのような容器を準備する。
高さがある方が食べやすい場合もあります。
猫のトイレ
「食べて出す」は健康の基本、常にしっかりチェックをしましょう。
飼い主の留守中や夜間は猫が用を足しても、猫のトイレの掃除ができません。常に清潔な猫のトイレを利用できるよう、家の中に、2~3か所ほど用意するのが理想です。
猫のトイレの置き場所、排泄の様子は健康のバロメーターとなるので、さりげなく飼い主の視野に入る位置で猫にとって静かで落ち着いた場所に置くようにしましょう。
猫のトイレを清潔に保つようこまめに掃除は必須です。
大きさは、猫のトイレの中で猫が体の向きを変えられるくらいの広さが必要です。猫砂は何種類か試して好みの材質をみつけてあげましょう。
必ずそろえておきたいもの身だしなみ編
つづいては身だしなみに関して猫が快適に過ごすために、必ずそろえておきたいものをご紹介します。
猫用ブラシ
定期的な猫へのブラッシングは、お手入れの基本。猫用ブラシを使って、抜け毛や汚れを取り除き、毛玉を防ぎ、マッサージ効果で血流がよくなり、健康促進や猫とのスキンシップが取れます。
猫用ブラシは長毛種ならコームやとかす部分が長めのスリッカー。短毛種ならラバーブラシなどがあります。
いずれも猫が気に入った猫用ブラシを使用しましょう。
長毛猫なら毎日のブラッシングが欠かせません、短毛猫でも週に1度は猫用ブラシを使ってブラッシングをしてあげましょう。
特に春や秋の毛の生え替わり時期は抜け毛も驚くほど多く、猫が自分毛づくろいした毛が胃の中にたまってしまいますので飼い主は念入りに猫用ブラシを使ってブラッシングをしてあげましょう。
猫の爪とぎ
猫の爪とぎは好みがあるので、最初はいくつか試して猫が好みのものを用意してあげましょう。
猫のとって爪とぎは本能的な習慣なのでやめさせることは難しいです。
猫の爪とぎを覚えさせるには、飼い主が爪とぎをやってみせてから、猫の前足をやさしくもって、爪とぎでとぐ仕草をマネさせます。何度か教えるうちに、自分のにおいのついて猫の爪とぎを使うようになります。
古くなった猫の爪とぎは、引っかかりが悪くなるので、新しい猫の爪とぎと交換してあげましょう。
猫用爪切り
猫の鋭くとがった爪は、飼い主の体を傷つけたり家具をボロボロにしてしまいます。
爪切りを嫌がる猫は多いですが、猫が日向ぼっこしている時やうたた寝の隙を狙って猫がぼんやりしているうちに手早く行うようにしましょう。
猫の爪を光に透かすと赤い筋がはっきりと見えます。それが猫の爪の血管になりますので、それより先端の部分を切りましょう。
まとめ
【必ずそろえておきたいもの食事編】
①猫用食器&猫用フード
猫用フードはドライとウェットがあり、一般食と総合栄養食があり総合栄養食が主食となる。猫用食器の素材は陶器かステンレスがオススメ。
②猫のトイレ
猫のトイレは2~3か所ほど用意するのが理想。飼い主の視野に入る位置で猫にとって静かで落ち着いた場所に置くようにする。
【必ずそろえておきたいもの身だしなみ編】
①猫用ブラシ
猫用ブラシは長毛種ならコームやとかす部分が長めのスリッカー。短毛種ならラバーブラシなどがある。長毛猫なら毎日、短毛猫でも週に1度、春や秋の毛の生え替わり時期は特に猫用ブラシを使ってブラッシングをする。
②猫の爪とぎ
猫のとって爪とぎは本能的な習慣なのでやめさせることは難しいので、飼い主が爪とぎをやってみせてから、猫の前足をやさしくもって、爪とぎでとぐ仕草をマネさせて爪とぎを覚えさせる。
③猫用爪切り
猫の爪切りは猫が日向ぼっこしている時やうたた寝の隙を狙って猫がぼんやりしているうちに手早く行う。猫の爪の血管より先端の部分を切る。
を紹介しました。
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